ダイサギが干潟の上をゆったりと歩きます。

ちょっと首を曲げ、傾けます。水中の魚がよく見えるよう首の角度
を変えロックオンしています。

目にも止まらない速さで首を伸ばし、水面に近いところで嘴をわ
ずかに開き、捕食態勢です。

さて、結果はいかに。

大きな海草を咥えています。残念ながら魚には逃げられた
ようです。

別の場所で、再びロックオン状態。

今度は、首だけでなく体も半分水中に突っ込む勢いです。

見事捕まえ、横にいたアオサギに横取りされないよう、飛んで逃
げます。魚の色からして、大きなマハゼを捕まえたようです。

こちらは干潟を歩くハシボソガラス。
じっとカキがついた石を見つめています。

いきなり石を咥えます。何をするのと見ていると。

「ヨイショ」とばかり石を持ち上げます。

残念ながら、石の下にカニは居ませんでした。

カラスは、石の下を覗き、その後石を持ち上げて、下から逃げ出
すカニを捕まえています。
不思議なのは、石を見て持ち上げられるかどうか判断していると
ころです。経験のなせる業でしょうか。
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